iPhone

【2020】Apple Trade Inで下取りに出してみた

新しいiPhoneを手に入れたら、今までのiPhoneはどうしますか?

フリマアプリやオークションサイトに出品したり、リサイクルショップに持ち込んだりすることもできますが、わたしはApple Trade Inで下取りに出してみました。

比較的安価での下取りとなりましたが、楽して安心に手続きできたので満足しています。

実際にApple Trade Inを利用してみて感じたフリマアプリやリサイクルショップなどとの違いを、メリットデメリットを踏まえてご紹介します。

Apple Trade Inの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

 

発売したばかりの新型iPhone SEをAppleのオンラインストアで注文しようとみていると、「下取りに出すスマートフォンはありますか?」の文字が。
この時まで知らなかったのですか、Appleは自社製品の下取りシステム「Apple Trade In」を提供しています。

この下取りシステム「Apple Trade In」でiPhoneの下取りをしてもらうと、新型のiPhone購入代金から値引きされるとのこと。自宅には使っていないiPhone 6sがあったので、こちらを下取りに出してみました。

 

 

Apple公式の下取りサービスApple Trade In

Apple Trade InはAppleが公式に提供しているアップル製品の下取りサービスです。海外での携帯電話販売を行うブライトスター社と提携し、サービスを提供しています。

アップル製品の購入時だけでなく、デバイスの下取りのみを依頼することも可能です。

オンラインで申し込むと、佐川急便でデバイスの発送キットが届きます。それを利用してデバイスを送付し下取りを行います。またApple Store店頭でも下取りを受け付けています。※一部デバイスを除く

 

下取りができるもの

iPhone以外のApple製品も下取りが可能です。下取りが依頼できるのは下記のアップル製品です。他社製のスマートフォンなどを依頼した場合には無料リサイクルという形になります。

  • iPhone
  • iPad
  • Mac
  • Apple Watch

 

Apple Trade Inでの下取り価格

iPhoneの場合、下取り可能機種と最大下取り価格は下記の通りです。同じ機種でもデバイスの容量によって数千円値下がりします。現在下取り可能なのはiPhone SE(第一世代)からで、それ以前の機種はこちらも無料リサイクルという形になります。

iPhone XS Max 40,000円
iPhone XS 37,000円
iPhone XR 28,000円
iPhone X 28,000円
iPhone 8 Plus 23,000円
iPhone 8 16,000円
iPhone 7 Plus 16,000円
iPhone 7 9,000円
iPhone 6s Plus 9,000円
iPhone 6s 6,000円
iPhone 6 Plus 4,000円
iPhone 6 3,000円
iPhone SE(第一世代) 2,000円

※2020年5月19日現在

最新の下取り価格やその他の製品についてはApple Trade In公式Webサイトにてご確認ください。

査定方法

Apple Trade InでのiPhoneの査定はWeb上でいくつかの質問に答えるだけで簡単に行えます。

  1. 電源が入り、正常に機能する
  2. すべてのボタンが機能する
  3. カメラが動作する
  4. 本体にへこみや傷がない
  5. タッチスクリーンと背面ガラスが損傷していない

5つの条件がクリアできれば、下取り額はそのモデルの最大価格となります。※容量によって最大で3,000円の差があります。

これらの条件の一つでも当てはまらない場合は基本的に下取り不可となります。

送付後に下取り基準を満たさない傷や損傷があると判断された場合には、一律100円での下取りとなります。査定額が変更になる場合にはキャンセルし無料で返送してもらうこともできます。

箱や付属品は下取りでは必要なく、本体だけの下取りのみです。またバッテリーの状態や外装の状態などで細かな減額がされることはなく、わかりやすい査定システムです。

 

今回下取りに出したiPhone6sはいくつか傷がありましたが、基準をクリアできました。

 

角の小さな傷落としたときにできたと思われる、角の小傷。

 

 

スピーカー横の傷スピーカー周りについた複数の傷

 

 

自分で確認してわかる傷はこの2か所で、へこみや画面傷はありませんでした。

メリットとデメリット

Apple Trade In以外にもiPhoneを下取りに出す方法は様々あります。メルカリのようなフリマアプリでの販売や、リサイクルショップへの持ち込み、スマホ買取専門店でのネット買取などです。

それらの方法と比較して感じたメリットとデメリットは下記の通りです。

 家にいながら手続きが完了してとにかくラク

 Appleが公式に提供しているサービスで安心感がある

 下取り額が安くなってしまう

 

下取り額が安くなってもいいからとにかくラクをしたい

→Apple Trade Inがおすすめです。

 

少しでも高く売りたい・iPhoneの状態が悪い

→フリマアプリやオークションサイトがおすすめです。

メリット1:とにかくラク

Apple Trade Inを利用する一番のメリットはとにかく楽なことです。Webで申し込みをする場合、すべて自宅にいて完結します。iPhoneの送付に必要なものはすべて送られてくるため、用意するのは下取りに出すiPhoneと箱を閉じるためのガムテープくらいです。箱や付属品も一切必要ありません。下取りのための準備もほんの10分ほどで終わります。

下取り後は新しいiPhoneを購入する際に使用したクレジットカードに返金、またはApple Storeギフトカードをメールにて発行という形で下取り額が入金されます。そのため口座の指定や、改めて住所の登録などをする必要はありません。

下取りキットを受け取ってから下取り額を受け取るまで、早ければ一週間程度です。

フリマアプリやオークションサイトなどでの出品では、自分で写真を撮って説明を記載したり、購入希望者とメッセージのやり取りをしたりする必要があります。また、出品額での購入希望者がいなければ購入されて取引が完了するまでに時間がかかる場合もあります。

 

 

メリット2:公式サービスなので安心感がある

フリマアプリやオークションサイトを利用するうえで心配なのはトラブルです。出品は個人間でのやりとりになるためトラブルにも自分で対処する必要があります。フリマサイトは便利な反面、トラブルも少なくはありません。

Apple Trade Inは公式に提供されているサービスのため、個人情報の取り扱いや金銭のやり取りに関しても安心して取引できるメリットがあります。また、iPhoneを送付後に査定額が下がった場合には無料でキャンセルすることができるのも安心できるポイントの一つです。

 

 

デメリット:査定額が安い

Apple Trade Inの唯一にして最大のデメリットは査定額がとても安いことです。

モデルにもよりますが、フリマアプリでの取引相場とはかなり大きくiPhone 6sでも5,000円程度の差がありました。新型ほどその差は大きく最新のモデルでは数万円の差がありました。

また、Apple Trade InではiPhoneの状態が一定の基準を下回る場合には下取り額が一律100円になってしまいます。基準について明確な記載はありませんが大きなひび割れ・欠け・傷がある場合にはまず下取りできないと考えていいでしょう。

画面にヒビがあったり、側面や背面に傷やへこみのが多数あったりするiPhoneでも、フリマサイト等では一定額以上で取引されています。電源が入らないようなジャンク品でも1000円近い額がつく場合もあります。

少しでも高く売りたい場合には、Apple Trade Inは利用せずフリマアプリなどで販売することをおすすめします。

 

実際の利用方法

今回は買い替えに伴うオンラインでの下取り申し込みを利用しました。

実際の手順を写真と共に解説します。

 

1.購入時に下取りを申し込み

新たに購入を希望する機種を選択する際に、下取りに出す端末の情報を入力します。いくつかの質問に答えた後、シリアル番号を入力する必要があります。

シリアル番号の調べ方
設定→一般→情報

 

購入したiPhoneの発送後、下取りプロセスがスタート。
メールが届くので個人情報確認(職業と生年月日の入力)をします。

この手順を行わないと、下取りキットが発送されません。

 

2日後、下取りキットが佐川急便で到着。小さいダンボール1つが、普通の荷物と同じように配達されます。配達の際、本人確認はされませんでした。

2.下取りキットを使ってiPhoneを送付

キットには、4つのものが入っています。

  • 説明書
  • 緩衝材(エアパッキン・紙)
  • 申し込み内容確認書
  • 着払い伝票

 

申し込み内容確認書には、申込日と見積もり有効期限、金額が記載されています。

申し込み日は、個人情報確認の手続き(生年月日と職業の入力)をした日で、見積もり有効期限はその14日後でした。

 

  • 緩衝材で包んだiPhone
  • 申し込み内容確認書の下部にサインをしたもの

2つを箱に入れ、送付されてきた着払い伝票を箱に貼り付ければ準備して完了です。

佐川急便で発送します。持ち込みできるところが近隣になかったので、集荷を依頼しました。

3.あとは待つだけ

発送後、翌日には受け取りが完了されていました。

到着は金曜の午後でした。土日を挟んだのち、日付が火曜に変わったところで下取りが完了した旨のメールが届きました。

確認したところクレジットカードへの返金も済んでいました。

下取りキットを受け取ってから、土日を挟み7日で返金が完了しました。土日がなければもっと早かったかもしれません。

ラクに下取りに出したいならApple Trade Inはアリ

Apple Trade Inを利用してよかったと思うのは、とにかくラクに済んだことです。トラブルもなく、手間をかけることもなく、家から一歩も出ることなく下取りが完了しました。

ただ、下取り額はかなり安いです。

今回下取りに出したiPhone6sは6,000円での買取となりましたが、フリマアプリでの取引相場は9,000円前後でした。発売から5年近く経つ機種ですが未だ中古市場では人気があり、メルカリでは毎日数件の取引があります。

もし、手間を惜しまず少しでも高くiPhoneを売りたいと思うのなら、間違いなくフリマアプリやオークションサイトなどの個人間取引をお勧めします。

ただ、面倒くさがりでトラブルがこわいわたしは、またApple Trade Inを利用するかもしれません。

 

 

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